生きる原動力⑩
退院するや否や、養生なく普通の生活、決して楽ではなかったですが、それしかなかったと当時の自分は思いました。
生活の安定や自分自身の将来のために、新しい仕事を始めました。おかげ様で今も続いています。
1歳前後から保育園に預けて、特に長男の時代は、保育園は早すぎないか?
もっと母の手が必要じゃないか?と言われたとき、
まさに私は母と同じことをしていたのではないか?
と思ったりもしました。
でも、周囲の人は、子どもはお母さんの子だけではない、色んな人にかかわってもらいながら育っていくものと言われてほっとしました。
もちろん、送り迎えは続けました。迎えの時は楽しみで仕方がなかったです。
どうしても仕事の都合で遅くなることもありましたが、一緒に車に乗り込むこと、
たくさんの荷物を持ち帰ることは決して苦痛ではなく楽しみの一つでした。
しかし、次男だけ違う園になってしまい、大変さはありましたが、先生方のきめ細かい対応や子どもへの多くの教育の機会を与えていただき、私には到底教え切れないほどの経験ができ、我が子とは思えないほどの力がつき、本当にありがたかったです。
やがて長男小学校へ。
戸惑いもありながら親子共に経験させていただいています。
そうこうするうちに、次男も年長に。年長の一月、園の先生から、卒園式に謝辞を依頼され、喜んで引き受けました。これまでお世話になり、何かでお返ししたいと感じたから、良いチャンスでした。
そして次男も小学校へ。