生きる原動力④
地元の中学へ進学しました。
市内では有名な不良と呼ばれている人たちが多くいる大規模の学校でした。
複数の小学校区から集まっているので、学級数も多く、何となく開放感があり
自分の気持ちを変えられるチャンスと感じました。
心なしか、外向きの性格というか、これでいいんだと自分にOKが出せられるような
気がしました。やはり環境が変わることは良くも悪くも大きなことです。
学習も得意ではなかったですが、教科ごとに先生が変わりますので
何だか刺激的というか、一歩大人に近づけられたような気になりました。
しかし、たくさんの生徒がいて、自分と肌に合わない人や、
私のように気持ちが変わった同じ小学校の同級生もいました。
少しずついろいろなことが見えるようになると心も揺れます。
何が正しいのか判断がつかない年頃ですし、自分が今面白ければ
なんだっていい、どうせ大人はわかってくれないと思うようになりました。
見た目真面目に見られたくない、勉強だってやっていないふりして
できているほうがカッコいいんだ、そう思ってきた頃でした。
しかし、中学校は早いもので小学校の半分で卒業です。
高校と言われてもピンとこない、3年生の11月が来ました。
とりあえず、ココでいい、な感じで決めて高校進学へ。
高校は、遊んでいることが多かったです。部活にも入らず。
今思うと、部活だってやっておけばよかったななんて思います。
やらなかったのも、勉強する時間がないからとか、理由をくっつけていましたが
実は、人とのかかわりが苦手だったからです。
進学先は滑り止めへ。